茶と黒の組み合わせ方

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はじめに

うろ覚えですが、5年ほど前だったでしょうか、メンズファッション業界では茶と黒の組み合わせを打ち出していたことを記憶しています。
しかし、茶と黒のコーディネートを街中で見かける機会は少なく、一般の人からすると、なんとなく合わせづらいと感じていたのではないでしょうか。

コツを掴めば、茶と黒の組み合わせはとてもエレガントな装いになります。
今回は、茶(ライトブラウンやベージュ等含む)と黒の組み合わせ方について解説したいと思います。

黒を差し色に使う

ここに茶と黒をうまく組み合わせたイラストがいくつかあります。

茶のスーツに、黒のネクタイ・靴
(右の紳士)(1935.9 esquire)
茶のコート・スーツに、
黒のハット・ネクタイ(赤のドット)・靴
(右の紳士)(1935.10 esquire)
茶のスーツに、黒のネクタイ(白のドット)・靴
(1935.11 esquire)
茶のコート・スーツに、黒のハット・靴
(左の紳士)(1936.3 esquire)
茶のコート・スーツに、黒のハット・靴
(右の紳士)(1936.11 esquire)
茶系のコート・茶の靴に、
黒のニットタイ(左の紳士)
(1935.3 esquire)
茶系のトラウザースに、黒靴。
(ハットは黒っぽく見えるがグリーン)
1937 Apparel Arts

茶と黒を組み合わせる上で、ポイントとなるのは、「黒を差し色のように使う」ということです。
イラストのように、ネクタイや靴、ハット等、黒の面積を抑えると、うまくまとまります。

黒のニットタイがコーディネートを引き締めています。
https://www.esquire.com/jp/
mensclub/a36204702/
brown-businessstyle-210425/

ネクタイを着用することが少なくなった近年では、タートルネックに黒をもってくると、モダンでエレガントな印象を与えます。

https://www.mens-ex.jp/365v/20190228_1075517

おわりに

今回は、茶と黒を組み合わせるコツとして、「黒を差し色のように使う」ということを解説しました。
ネクタイやニット、靴等に黒を使って、黒の面積を茶の面積よりも小さくすることでバランスを取ることができます。

今回は以上になります。
コメント、リクエストがあればお気軽にどうぞ。
ではまた次の機会に。

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