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顔の形に合ったシャツの襟型

目次

はじめに

シャツの襟の形を気にしたことがありますか。
クールビズが浸透した現在では、ノーネクタイでも様になるホリゾンタルカラー *1、ボタンダウンカラー *2をよく見かけるようになりました。
*1 ホリゾンタルカラー:約180度開いている襟。カッタウェイカラーとも言う。ホリゾンタルカラーとは別に、180度以上開いている襟をカッタウェイカラーと呼ぶこともある。
*2 ボタンダウンカラー:襟先をボタンで留めた襟。

襟型に無頓着であるというのは実にもったいないことです。

衣服の重要な役割の1つに、衣服を着る人の欠点をカバーし、良く見せることがあります。

”スーツは男性の補正下着である”と私は考えていますが、優れたテーラーに仕立ててもらえば、撫で肩やO脚等の欠点を隠し、美しく見せることができます。
昔から、”男性のスーツ姿は3割増し”といった言葉もあります。
その一例として、ジャケットのポケットの位置やボタンの数(Vゾーンの深さ)によって、体型を補うことができることを次の記事の中で解説しました。

特に、顔の近くにあるシャツの襟は、適切に襟型を選ぶことで顔を引き立てることができます。
今回は、顔の形に合ったシャツの襟型について解説したいと思います。

顔の形の分類

顔の縦幅、顔の輪郭という軸を使って、次の4つに顔の形を分類します。
①面長顔:縦幅が長い、輪郭が曲線的
②丸顔:縦幅が短い、輪郭が曲線的
③四角顔:縦幅が短い、輪郭が直線的
④逆三角形顔:縦幅が長い、輪郭が直線的


それぞれの顔の形に合う襟を解説していきます。

シャツの襟を構成する部分の名称

説明で使う基礎知識として、シャツの襟を構成する部分の名称を確認します。

https://www.hybrid-work.jp/wp/category/column-001/

・襟羽長さ:襟羽の付け根から先までの長さ
・襟羽開き:襟の開いている角度
・襟先:襟の先の部分

①面長顔

左:ロングポイントカラー、右:ワイドスプレッドカラー

狭い襟は顔の横幅をより狭く見せて、顔の長さを強調してしまいます。
特に、ロングポイントカラー(65~80度程度、約9~10cm)のような、狭いかつ長い襟は、より顔を長く見せてしまうため、避けてください。
面長顔の人には、襟羽開きが広い襟が向いています。

例えば、ワイドスプレッドカラー(ウィンザーカラー、100~140度程度)、ホリゾンタルカラー(カッタウェイカラー、180度程度)等がお勧めです。

②丸顔

左:ラウンドカラー、右:ナロースプレッドカラー

襟先が丸い襟(ラウンド(クラブ)カラー)は丸い顔を強調してしまうため、避けてください。
また、広い襟は顔の横幅をより大きく見せてしまいます。
丸顔の人には、襟羽開きが狭く、襟先が角ばった襟が向いています。

例えば、ナロースプレッドカラー(およそ60度未満)、レギュラーカラー(65~80度程度)、ボタンダウンカラー(襟をボタンで留めたもの、65~80度程度)等がお勧めです。

③四角顔

左:ワイドスプレッドカラー、右:ナロースプレッドカラー

広い襟は顔の横幅をより大きく見せてしまいます。
四角顔の人には、襟羽開きが狭い襟が向いています。

例えば、ナロースプレッドカラー(およそ60度未満)、レギュラーカラー(65~80度程度)、ボタンダウンカラー(襟をボタンで留めたもの、65~80度程度)等がお勧めです。

④逆三角形顔

左:ナロースプレッドカラー、右:ワイドスプレッドカラー

狭い襟は顔の横幅をより狭く見せて、顔の長さを強調してしまいます。
逆三角形顔の人には、襟羽開きが広い襟が向いています。

例えば、ワイドスプレッドカラー(ウィンザーカラー、100~140度程度)、ホリゾンタルカラー(カッタウェイカラー、180度程度)等がお勧めです。

顔の大きさに合わせる

襟の形を決める際には、顔の形の他に、顔の大きさも考慮すべきです。

顔が大きい人が小さい(襟羽長さが短い)襟のシャツを着ると、より顔を大きく見せてしまいます。
違和感なく見せるよう、顔が大きい人は大きい(襟羽長さが長い)襟のシャツを着用し、顔が小さい人は小さい(襟羽長さが短い)襟のシャツを着用することが望ましいです。

例えば、丸顔や四角顔で、顔が大きい人は、ロングポイントカラー(65~80度程度、約9~10cm)が似合います。

オーダーメイドであれば、襟羽長さを指定できるため、標準的な長さである約7.5~8cmから、顔の大きさに応じて調整すると良いでしょう。

標準的な長さのピンカラー(襟にピンを通したもの、35~45度程度)やタブカラー(襟にタブが付いたもの、35~45度程度)は、襟がすぼまって小さく見えるため、丸顔や四角顔で、顔が小さい人に似合います。

まとめ

・襟羽開きが狭いと、顔の横幅を狭く見せ、広いと顔の横幅を広く見せる。
 丸顔や四角顔の人は狭い襟を、面長顔や逆三角形顔の人は広い襟を選んでバランスを取る。

・丸い襟先は、丸い顔を強調してしまう。丸顔の人は、丸い襟先を避ける。

・顔が大きい人には大きい襟が、顔が小さい人には小さい襟が似合う。
 標準的な襟羽長さ約7.5~8cmを基準に、前者は長い襟を、後者は短い襟を選ぶ。

顔の形襟羽開き襟先
①面長顔広い
②丸顔狭い丸い襟先を避ける
③四角顔狭い
④逆三角形顔広い
顔の形に合ったシャツの襟
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