はじめに
「ブレイシスの着方」の続きです。
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ボタン留めにする
「ブレイシスの着方」でも触れましたが、子供っぽい外見もさることながら、クリップではさみ、重みが掛かることで生地が傷むことから、クリップ留めはおすすめしません。
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ゴム製は避ける
ブレイシスには、紐の部分がすべてゴムでできているもの、背中側のみゴムでできているものがあります。
ゴムは伸び縮みすることで、座ったり立ったりする動きを円滑にするメリットがある一方、ゴム自体に重量があるため、前者は肩が凝りやすく、お勧めしません。
背中側のみゴムでできており、胸側は布帛でできているブレイシスをお勧めします。
革の色を合わせる
一般に、ボタン穴のある端やY型であれば二股に分かれる分岐点が革でできています。
この革の色が黒であれば、黒靴に、茶であれば、茶靴に合わせるとより洗練されて見えます。
時々白の革が使われていることがありますが、白は無彩色で色ではないため、黒靴と茶靴のいずれでも違和感なく合わせられるため、良い選択肢です。
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色を拾って、柄を合わせない
以下はフォーマルウェアを除いた考え方です。「ポケットチーフの選び方」で解説した内容と考え方は同じです。
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〈色を拾う〉
身につけているものとブレイシスの色を合わせることです。
ネクタイや靴下から色を拾うことは代表的な例です。
〈柄を一致させない〉
ブレイシスの近くにあるネクタイやシャツと柄が異なることが望ましいです。
柄は、無地、ストライプ、それ以外の柄の3つに大別でき、例えば、次のような組み合わせが考えられます。
①ネイビー地に白のストライプのネクタイ、白のリネンのポケットチーフ、綿の白シャツ、ネイビー地に白のクレスト(紋章)柄のブレイシス
②ネイビー地に黄色のペイズリー柄のネクタイ、白のリネンのポケットチーフ、綿の白シャツ、黄色の無地のブレイシス
ブレイシスは人に見せないという古典的な考え方に立ち返れば、普段ネクタイで用いないような派手な色柄のブレイシスをウエストコートの下に忍ばすのも粋です。
アルバートサーストンのブレイシス
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ブレイシスとして第一候補になるのはやはりアルバートサーストン Albert Thurston だと思います。
こちらの記事でアルバートサーストンを紹介しています。
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