はじめに
ブレイシス(サスペンダー)を購入しようと思うと、最初に選択肢に挙がるのがアルバートサーストンだと思います。
近年は国内で購入しようとすると約2万円ほどするようになりました。
アルバートサーストン公式オンラインサイトが $ 119.95~であり、随分と内外格差が開いてきました。
そこで、公式オンラインサイトから購入することにしました。
アルバートサーストン
アルバートサーストンは、1820年にロンドンで創業した老舗ブレイシスメーカーです。
現在見られるようなブレイシスを始めて世に送り出したのは同社と言われています。
ウォール街(1987年公開の映画)のマイケル・ダグラス氏、007 Skyfall (2012年公開の映画)のダニエル・クレイグ氏等が着用したことでも有名です。
オーダーメイド
あまり知られていないようですが、公式サイトは注文を受けてからブレイシスを製作し、発送します。
そこで、公式サイトに掲載されている仕様とは異なる仕様で注文できないか問い合わせてみました。
Antarctica Bracesのネイビーレザーを白色に変更することはできますか?
可能です。ブレイシスをご購入いただき、お支払い後にバスケットID、ご希望のレザーカラー、メタルカラーをお知らせください。
海外仕様のものには背中側にアジャスターがついてないけど、それも取り付けられるだろうか。ついでに聞いてみよう。
背中側にアジャスターを取り付けることはできますか?
可能です。
このようにしてオーダーメイドをしました。
仕様変更に伴うアップチャージはなく、公式サイトでは世界中送料無料なのも嬉しいです。
到着、開封
7月15日に注文し、実際に届いたのが7月26日です。
注文してからつくるにしては割と早いと思いました。
配送は DHL です。
破れもなく、きれいな状態で届きました。
袋を開けると、 Amazon で使われているようなプチプチ付きの袋が出てきました。
これを開けると、マゼンタカラーのボックスが出てきました。
いよいよブレイシスと対面です。
仕様
今回は白のレザーエンドに変更しました。
ホワイトレザーであれば、黒、茶いずれの靴にも合わせることができます。
アラン・フラッサー氏も白を推奨しています。
次に、背中側にアジャスターを追加しました。
国内で一般的に販売されている 2 in 1 と呼ばれる、ボタン留めとクリップ留めの両方に対応するブレイシスであれば、背中側にアジャスターが付いていますが、海外仕様では付いていません。
背中側を長くし、Y字の二股に分かれる分岐点を肩に近づけることで、なで肩の人は安定して着用することができます。
今回はリジットプレーンリボンの Antarctica (南極)という色を選びました。
ネイビーは紫寄りの青ですが、この色は緑寄りの青といった色で、藍色に近いと思います。
国内で見かけたことのない珍しい色であったことと、ネイビーのネクタイと相性が良いという理由でこの色を選びました。
ネイビーのネクタイにネイビーのブレイシスを合わせるとよいと考える人もいると思いますが、ネクタイとブレイシスの色が近すぎると相性が良くないように思います。
ファッションの基本的な考え方である「一致させないように、合わせる」ことがコツなんだろうと思います。
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