はじめに
ここ数年、モックネックが再び脚光を浴びており、今シーズンも各社が様々な色のモックネックを販売しています。
例えば、ベージュのモックネックをA社、B社、C社と複数のメーカーから販売していることを考えると、より自分の身体にあったものを選ぶことができます。
今回は、モックネックを購入する際のサイズ選びのポイントをご紹介したいと思います。
モックネックとは
モックネックとは、一見タートルネックのように見える筒状の襟をもち、その襟が折り返されていないセーター(上半身を覆うように着用するニット製品)のことです。
”見せかけの(mock)”タートルネックであり、海外では、モックネックのことをmock turtleneck とも呼びます。
モックネックのサイズ選び
所有するルイジボレッリのモックネックを使って、モックネックを購入する際に、サイズについて確認してほしいことをご紹介したいと思います。
➀ 襟が首に沿っているか
確認してほしいことの一つ目は、筒状の襟が首に沿っているかです。
首を絞めるくらいに窮屈である必要はありませんが、首にきれいに沿っている襟は見栄えがします。
また、筒状の襟には首元を暖かく保つという役割があり、首に沿う襟はその本来の役割を果たしてくれます。
➁ アームホールが大きすぎないか
確認してほしいことの二つ目は、身体に対してアームホールが大きすぎないかです。
通常、腕を上げると、それにつれて身頃がわずかに引っ張られます。
仮に身体に対してアームホールが大きすぎる場合、それがより顕著になり、腕を動かしにくく感じます。
特に、モックネックをスポーツコートの下に着用する場合は、この点をよく確認してください。
ルイジボレッリのモックネックは、アームホールが狭くつくられており、スポーツコートの下に着用しても快適です。
ただし、アームホールが狭いことに加えて、身幅もタイトに設定されており、脱ぎ着がしにくいという難点があります。
往々にして、体に適切にフィットするプルオーバーは、脱ぎ着に難儀しますが、着てしまえば快適です。
③ 袖に余分なゆとりがないか
確認してほしいことの三つ目は、袖に余分なゆとりがないかです。
伸縮性のあるニットは、布帛ほどのゆとりは必要ありません。
腕が曲げにくいほど窮屈であってはいけませんが、腕に沿った袖は見栄えがします。
前述の➁と同様に、スポーツコートの下にモックネックを着用する場合は、袖に余分なゆとりがないことをよく確認してください。
スポーツコートの袖に対してモックネックの袖が大きすぎると、腕が窮屈に感じ、着心地が悪くなってしまいます。
ルイジボレッリのモックネックは、袖もタイトにつくられていますが、適度に伸び、腕を動かしにくいということはありません。
おわりに
今回は、ルイジボレッリのモックネックを例に、モックネックを購入する際にサイズについて確認してほしいことをご紹介しました。
それは次の3点です。
➀ 襟が首に沿っているか
➁ アームホールが大きすぎないか
③ 袖に余分なゆとりがないか
今回は、以上になります。
ご感想、ご質問、リクエスト等お気軽にコメントください。
ではまた次の機会に。
コメント