レザーグローブのサイズ選びのチェックポイント

目次

はじめに

レザーのドレスグローブを購入する際、サイズを正しく選べているでしょうか。
グローブに手を入れて少し手を動かしてみて、指先に余りがないことを確認して、試着を終えるといったところでしょうか。
今回は、グローブのサイズが合っているか確認する方法をひとつご紹介したいと思います。

グローブのつけ方

まず、グローブに手を入れます。
このとき、グローブの裾を折り返すとの解説もありますが、これは指を入れやすくするための工夫であり、スムーズに指を入れることができれば必ずしも折り返す必要はありません。
むしろグローブに手を入れた後が大事です。
試着の際には、指にグローブをしっかりとはめ込む必要があります。
そうしなければ、サイズが合っているか判断することができません。
軽く手を入れただけでは指先が余っているように誤解し、小さいサイズを選びかねません。

下の写真のように、指先を摘み、摘まんでいる指を指の付け根に向かって引き寄せます。
これをすべての指に対して行ってください。

指先を摘まむ
摘まんだ指(右手)を指の付け根に向かって引き寄せる


次に、指の付け根をもう一方の手の指先で押してください。
この際、指を伸ばした状態で指の股にグローブが沿うか確認してください。
指の付け根を押して指が曲がってしまう場合、それはグローブの指の長さが足りないということになります。
指の長さが足りないと手を握ったり開いたりしにくくなりますので購入を見送ったほうがよいです。

指の付け根を押す。付け根にぴったりとグローブが
沿っているが、中指は曲がらない
※見やすいよう右手はグローブを外しています。

それとは反対に、指の股に沿うが指先が余ることがあります。
その程度にもよりますが、指先が多少余るくらいは許容範囲だと思います。
余るのがどうしても気になる場合はお直し屋さんでカットしてもらうこともできます。
もう一度言いますが、指の長さが足りないのはどうしようもないので購入を見送ってください。

本題とはそれますが、試着をする際のお店への配慮について最後に話しておきたいと思います。
フィット感を確かめるために、グローブの裾を持って強く引っ張ることや、グローブに手を入れた状態でグーパーを繰り返すことは避けたほうがよいです。
そのような試着をすると売り物のグローブが痛む可能性があるためです。
※あくまで配慮という観点で解説しました。試着の際にはお店の方に試着方法を確認されることをおすすめします。

おわりに

今回は、レザーグローブを購入する際のサイズの確認方法について要点を絞って解説しました。
指にグローブをしっかりとはめ込み、指を伸ばした状態で指の股にレザーが沿っている必要があります。
指先の余りよりも、指の長さの不足に目を向けてみてください。

今回は、以上になります。
コメント、リクエストがあればお気軽にどうぞ。
ではまた次の機会に。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次