スペクテイターシューズ

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はじめに

暖かい日も増え、春の兆しが見えてきました。
季節が変わると、靴もまた衣替えとなります。
以前、サマーシューズとして白革靴をご紹介しました。

今回は、白革靴に関連して、 spectator shoes スペクテイターシューズをご紹介したいと思います。

スペクテイターシューズとは

https://worldfootweargallery.storeinfo.jp/posts/5868239/

白と黒、または、白と茶のコンビネーションシューズを spectator shoes スペクテイターシューズまたは co-respondent shoes コーレスポンデントシューズと呼びます。
(広義では、2色または2つの異なる素材でつくられた靴を指すこともありますが、スペクテイターシューズが隆盛を迎えた時代には、白と黒、または白と茶の組み合わせが広く着用されており、当記事では上記のように定義して話を進めます。)
白と黒、または、白と茶のレザーで構成されたセミブローグやウィングチップ、ペニーローファーが代表例です。
スペクテイターシューズのうち、甲部分に馬の鞍のようなパーツをあしらった靴をサドルシューズとさらに細かく定義することもできます。

サドルシューズ
宮城興業 壱(ichi) ES-25 Saddle

スペクテイターシューズは、1920~1930年代に隆盛を迎え、ウィンザー公やフレッド・アステア氏らウェルドレッサーに愛されてきました。

ウィンザー公のワードローブの一部
フレッド・アステア氏

どう合わせるか?

白を使ったスペクテイターシューズは、温暖な気候やスポーツと関連付けられ、冬場には基本的に着用しません。

スポーツウェアにホワイトレザーシューズは
最適(1934.7 esquire)
茶と白のコンビ靴(左の紳士)。(1947.7 esquire)


茶と白のスペクテイターシューズであれば、白やベージュのトラウザースと、黒と白のスペクテイターシューズであれば、グレーのトラウザースと特に相性がよいです。
ただし、グレーのトラウザースに茶と白のスペクテイターシューズを、ベージュのトラウザースに黒と白のスペクテイターシューズを合わせても問題ありません。

グレーフランネルトラウザースに、
茶と白のスペクテイターシューズを
合わせている(中央の紳士)。(1941.4 esquire)
ベージュのトラウザースに、
黒と白のスペクテイターシューズを
合わせている(右の紳士)。(1935.8 esquire)

スペクテイターシューズをスーツに合わせる際には、シアサッカー、サンクロス等の生地や、リネン、コットン等の素材を使った温暖な気候に合ったスポーティーなスーツに合わせてください。

おわりに

今回はスペクテイターシューズをご紹介しました。
以前ご紹介した白革靴同様、スペクテイターシューズも既成靴で見つけることが難しい靴です。

靴単体で見ると、派手な印象を受け、大胆な靴ではありますが、エレガントで美しい靴であることも間違いありません。
冬に比べて着用するアイテムの数が少なくなり、単調になりがちな夏の装いに、スペクテイターシューズで変化をつけてみてはいかがでしょうか。

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